英語教育?

都知事選だそうだ。
北海道のド田舎にはあまり関係ないが、候補の一人が、「英語教育の徹底」とかいう公約を挙げていやがってけったくそ悪い気分になった(ヒドい表現陳謝。でもほんとにそういう気分なのです)。

まだ英語(英会話)をやれば万事OK、みたいな世迷言を抜かしていることに呆れる。文科省からしてそうだから始末におえぬ。

英会話なんぞ学校の授業でやっても、それが役に立つことなどありえない。

どういうわけか知らんが、「英語ペラペラになれば、グローバルビジネスメンになれる」という幻想に捕われているおめでたい人が多い。
なれるわけねーだろうが。英語を話せればビジネスマンになれるんだったら、英米の人間は全員そうなっていないとおかしいだろう。どうして英米にも低所得者層がいるんだ?どうして英米にもスラム街があるんだ?彼らは英語を話してるのだぞ。少しは考えんか。

日本国内で成功している人々は、元々別のスキルが高く、知識も豊富な上に英語も学んでいるからうまくいっているのだ。英語が先ではない。順番が反対なのだ。仮に英会話のみできるようになったとして、他の重要な事務処理能力、他人とのコミュニケーション力、広範な知識、論理的に考えるスキルetcがなければ、「英語を話す使えない奴」になるだけだ。(こういうのは現実に存在する。義父の職場に、TOEIC900点だかのくせに全然仕事しない女がいたそうだ。二言目には「それは私の仕事じゃない」とか抜かす奴。迷惑この上ない)

話は変わるが、私は中国語とロシア語を学んだことがある。いずれも挨拶や道を訊くくらいのことはできるし、発音をネイティブに誉められたこともある。つまり、「会話はできる」。だが、私はこれを仕事で使うことは絶対できない。

文書が書けないからだ。

特にロシア語のアルファベットについては相当あやふやだ。話すだけでろくに書いたことがないから当然だ。ビジネスで言葉を使うのなら、メール、企画書、議事録etcの文書が書けなければ話にならない。当然正式な文書だから、適当な口語ではなくきちんとした単語、きちんとした表現を使わねばならないのだ。それをできるようにしようと思ったらどうする?
当たり前ながら「書いて勉強」するのだ。やはり学問に王道などない。地味にやるしかないのだ。

それでも、「仕事までとはいかないけど、会話くらいはできるようになりたい…」という方。
「Hey! 調子はどうだい? 今日のそのスタイル、coolだね! HAHAHA!」そういうやりとりをしたいの?
そんなもんを学校教育に期待しないでください。
会話したければ、練習すりゃいいんです。それだけ。

ギターを弾きたかったら、どうしますか?
速く走りたかったら、どうしますか?

ごちゃごちゃ言ってないで、まず実行でしょう。いいから練習しなさい。そして続けなさい。
続けることができたなら、それに見合った成果は必ずありますよ。

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